風邪をひいたときの効果的な自宅療養法について考える

風邪ひいたかも

どうもカワグチミカドです。

昔から季節の変わり目とかイマイチよく分かんないんですが、特に困ったことはないのであなたも大丈夫だと思います。安心するんだ。

衣替えとか、布団を換えるタイミングとか、エアコンつけるとかつけないだとか。自分が寒いなと思ったらあったかい格好すればいいし、あっちぃなと思ったら28℃以下で自然凍結するやつを付けたらええやん。

昨今季節は四季から二季へ、春と秋が無くなってると主張する人が後を絶たず、気象庁も対応に追われていますが、

大昔から尋常じゃない暑がりで、小学生の頃は当然年中半袖短パン、休み時間には必ずドッジボールをして、授業中は自由帳にいろんな形の武器の絵を描いて過ごしていた私からすれば全然まだ秋はあると思ってます。(最近まで全然秋の過ごしやすさだった)

ですが今日、朝起きたら右鼻の中が見事なまでにギッチギチの状態で詰まっており、喉は激烈に痛く、それに加えてひとさじのダルさみたいなものが加えられていました。

「あー、風邪ひいたかもな」

この時私はようやく冬の訪れを感じたわけです。

 

風邪、鴨、青のCM、過去、フォーカス、

風邪ひいたなって思った時のほんとの1番最初の第一声って「風邪ひいたかも」が多い気がするんです。絶対に「かも」が付く。第一声で確実に「風邪ひいた」って断定する人はあんまり居ないのでは?風邪の仮病を装うときは「風邪ひいたわ~」じゃなくて自信なさげに「風邪ひいたかも」の方がリアリティある。

 

でも実際に具合悪いときは、まだ確定じゃないし分からない!もしかしたら違うかも!違くあってくれ!っていう願いも込められているようにボソッと口から漏れる一言。実際個人的には風邪って本人次第みたいな部分が多いと思ってて、意外と病院に行かず休みだけとって自宅療養で済ますことが今まで多かった。そこで今回は、今まで持さなかった満を存分に持して持して持しまくる......そして...

 

そんなときにオススメの自宅療養アイテムを一気にご紹介ッ!仰天必至なアイデアの数々にキミはうつ伏せのままでいられるか!?お手元にGABA(ギャバ)のご用意はバッチリか!?それでは行こう......めくるめく瀬戸大島の旅へ...

 

No.1

"POCARI SWEAT ポカリスエット" 

”ポカリスエットの家族写真”
”最近2Lのデカいやつあまり見かけない気がする”

いきなり無難なところが出てきて拍子抜けどころか裏拍子も抜け落ちてしまった読者もいることだろう。だがまぁ落ち着いてほしい。どのくらい落ち着いてほしいかというとデスノートのコラ画像のやつぐらい落ち着いてほしい。

結局のところ水分を効率よくカラダに吸収して、おしっこを疾風怒濤のように出しまくるのが完治への近道なのだ。パッケージにも「適切な濃度と体液に近い組成の電解質溶液のため、すばやく吸収されます」って書いてある。水分はおろか、電解質までスムーズに補給できるなんてありがたい。よくわからないが電解質は身体に効きそうなのでありがたい。「電」という文字が入っているのでビリビリと身体に作用するのだろう。

”電解質が身体に作用するイメージ”

あとはイメージと過去の経験の効果で効いているのかもしれない。私だけかもしれないが幼少期からポカリスウェットは体調を崩した時にだけよく飲んでいた。いわゆるスポーツドリンクを運動時や暑いときの単純な水分補給として飲むときは必ずポカリスウェットだけが選択肢から外れていたのだ。誰に言われたでもなく、ただ何となくポカリスウェットはスポーツドリンクという分類ではなく、薬っぽい立ち位置の存在だと勝手に認識していた。そんな思いを今日まで連れてきたので今でも体調が悪くなったときは必ず飲むし、そのおかげか体調がすぐ改善して気分も晴々とする。いわゆるプラシーボ効果というやつだ。実際に抜群の効き目があるのか、思い込みのパワーが働いているのかは分からないが手軽に体調を改善する手段があるということは事実なので、過去の経験と自分の思い込みイメージには感謝だ。

プラシーボ効果という言葉や実際の作用についてはすでによく知られており、それ関する話題や実験などは散々擦られているが、長い年月をかけて自分の中に強く刷り込まれたイメージや経験、思い込みはわりと強力な武器になる。聞きなれた言葉だからといってプラシーボ効果も存外馬鹿には出来ないのだ。

というわけでオススメ自宅療養アイテムNo.1 "プラシーボ効果" の紹介は以上だ。

 

No.2

"余ってしまった薬"

けして危ない話ではない。過去に同じ症状で体調を崩した時に使った市販薬の余りが誰でも、直射日光の当たらないところやお子様の手の届かないところにしまってあるだろう。ない人は申し訳ない、GABA(ギャバ)をほどほどに口に放り込んで落ち着いてくれ。

実際余る。高確率で余る。ちょうど全部使い切ったタイミングで完治するって事そんなにないし、全部使っても治ってないなら自宅療養せずあきらめて病院に行ったほうがいい。多くの場合、私は前回の余りがあるのでそれを使う。

市販薬が入ってる外箱はかさばるので、第2層目の銀色のプラ袋に入れたまま保管している。一緒に入ってる紙の説明書も、新聞紙で作る硬い棒のミニ版みたいにクルクルして第2層銀袋に格納しておけば飲み方もすぐに確認できる。

”壮絶な戦いが予想される”

これが救急箱の中の場所も取らず安心して次回も使える市販薬の運用方法だ。

風邪をひいた時に外に買いに行くのもダルい、早く飲んでおけば治るのも早くなるから今すぐ欲しい、そんなとき余った市販薬が保管されていたらかなり助かる。「うわぁー過去の自分ナイス過ぎ」となってもはやノーベル過去の自分ナイス過ぎ賞ノミネートも避けられないだろう。

というわけでオススメ自宅療養アイテムNo.2 "過去の自分" の紹介は以上だ。

 

No.3

"映画鑑賞"

人による。完全に人によるが私は映画だ。さらに言うと"既に観たことがあるゆるい映画"だ。アニメ映画とかでもいい。内容が難しすぎるのとか、考察好きがしかめっ面で顎に手を当てながら観るタイプものよりも、簡単に気楽で頭を使わずに観れるものだといい。過去に観ていればしっかり内容を追わなくてもいいし、流れ込んでくるスペクタクルな映像を脳を使わずにただボーっと観てるのがいいのだ。

”劇場へは行かずに自宅で見よう、3Dもあまりオススメはしないぞ”

頭を使わないのでそんなに疲れない、だけどある程度は映画を集中して観ている。この状況が丁度よく風邪症状のツラさを紛らわせてくれる。

自分の場合は特に喉の痛みだ。喉の痛みは気にすれば気にするほど痛くなってくる。唾を飲み込むのが痛い、なんなんだこの唾とかいうのは。こっちの気も知らないで我が物顔で喉の奥に流れ込んで来やがって。おまけに口の中に無限に湧いて出てきやがる。バグか?無限湧きバグか?たまったもんじゃないぜ。だが唾は口の中にはたまっていくので飲み下すしかない……だけど意外にも何かに集中していると気にならなくなっていく。そこに意識がいってるかいってないかの違いなのだろう。呼吸だけ意識し続けると苦しく感じるやつと同じだ。この経験は誰しも一度や二度じゃないはず。

そこで私にとっては"既に観たことがあるゆるい映画"が丁度よく疲労もせずに集中できるコンテンツなのだ。これを読んでいるあなたも良さげなコンテンツを見つけてそれに集中することで気を紛らわせてみては如何だろうか。

というわけでオススメ自宅療養アイテムNo.3 "自分の集中力" の紹介は以上だ。

 

さて、ここまで私のオススメ自宅療養アイテム紹介してきたわけだがすでに聡明で流線形なボディをしている読者諸君は気付いているだろう。

全て自分次第だということに。

風邪なんか自分が良いなと思ってる物を適当に買って、適当に使って、しっかり仕事は休んで、病院に行くか行かないかは自分で判断して、好きなことしてれば気づいたら完治しているのだ。風邪を重く捉えるも、軽く見るも自分次第。他人に押し付けず、他人に影響されず、自分のペースで向き合うのが最強の治療法なのだ。

キミも最強の治療法を手に入れて迫りくる数々の敵を打ち倒そう。そして大いなる均衡をもたらそう。さもなければ私は2回分の量が入ったパスタソースを1回で使い切ることもやぶさかではない。

キミはどうする?

 

ではまた。